12月15日「先駆者」

 今年は、天皇の代替わりということで様々な行事が執り行われています。私は、ニュースを見ながら、旧約聖書に記される古代中東の「王の即位式」と比べていました。特に先日行われた「祝賀御列の儀」にて天皇陵陛下の乗られるオープンカーの直前に誰の車が来るのか注目していました。安倍首相、と管官房長官でした。この二人の立ち位置、役割が本日の主題、王の到来を告げる「先駆者」を表すものです。  当事者は否定するかもしれませんが、宗教学的な見地からすると、天皇=王、首相=先駆けという構図が読み解けます。  王制という制度や、権限、役割は種々の立場からいろいろ意見はあるのでしょう。イエスを「主」と呼び(奴隷制)「King of kings」(王の中の王、皇帝)と呼ぶのが私たちの習いです。穏やかに受けとめたいと思います。  王であるイエスさまには「きっと先駆けがいたはずだ」と当時を振り返ると、バプテスマのヨハネという先輩がいました。後にユダヤ当局に目を付けられて首をはねられるという不名誉も、十字架刑の先輩です。水による洗礼も、キリスト教に引き継がれます。神学的にも評価できます。種々、充分な働きをしていることから「先駆者」と呼ぶことになったと思われます。  教会暦に戻ります。先駆者が現れたら、次にやってくるのは王様です。主の御降誕まであと僅かですよ。楽しみながら過ごしましょう。

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