7月26日「破局からの救い」

 教会暦は、聖霊様と共に過ごす時期を示しています。イエス様と直接に交流できなくても、見えないところで聖霊様が働いて下さるので安心です。という結論になります。主題が「破局からの救い」ということで、旧約聖書は南王国ユダの国家存亡の危機について、福音書は供食の後日談について(大勢がイエス様を追いかけて食べ物を求めるという破局)、使徒言行録はパウロの難破についてが選ばれています。 改めて、パウロの難破のお話を読んでみると、至って沈着冷静に判断していることが理解できます。 今日今現在も、聖霊様のお守りのうちを私たちは過ごしています。ただ、荒唐無稽な奇跡物語や神様が直接この世界に介入して物理法則を崩していくことに、期待を寄せることは決して賢明とは思えません。もちろん神様は全知全能ですので、何でもできます。しかし、もし神様が私たちのお願いに、二つ返事で答えて下さるとしたら、それは、神様ではなくなってしまいます。人間を甘やかし、堕落させる、悪魔的な行為です。神様が主で私たちが僕です。私たちは神様にお仕えするのです。ですから、本日読まれたパウロさんのように、神様に守られていることを信じて、客観的に情勢を分析して、合理的に推論を重ね、人間としての最善を選択した後に、神様を信じる姿に親近感を憶えます。

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