9月19日「新しい戒め」

 キリスト教で「新しい」という表現が出てきたら、イエス様以降と認識してください。2000年前の出来事を、新鮮なこととして受け止めることが求められます。 イエスさまの時代を基準に新旧の比較してみます。古い方の代表として旧約聖書から十戒が示されます。これに対応するのは、新約聖書マタイ福音書の八つの祝福とされています。詳細は聖書学的な議論になってしまいます。内容的には、10の戒めは、基本的に禁止事項という形式で表現 されています。しかし、同じ内容が新約聖書(キリスト教)では倫理的なお勧めとして表現されています。 大人向けの理解ですが、十戒を制定する時はユダヤ人が権力者の側なので、強制力があり禁止命令が出せた。キリスト教では被抑圧者の側なので、倫理的なお勧めにならざるを得なかった(強制力も決定権も無かった)と思われます。 その分、時代を経るに従って、権力者が交代しても同じ価値観としてキリスト教的価値観は生き残ることができたと思えます。 いずれにしても、倫理的なお勧めですので、金持ちの青年も、最終的には天国に行けるわけでして、これを前提に私たちがどのように過ごしたら良いのか、考えることが求められます。 金持ちの青年の例ですが、全てを捨ててイエスに従うと、この青年が雇用している従業員等は路頭に迷ってしまいます。主の要求が無理なのです。隣人愛の教えに基づいて、行動しましょう。可能な限り、関係者を豊かにすること。さらにその上で、自らを罪人として、常に謙虚に生きることが今日的な答えといえるでしょう。めんどくさいようですが、生き残るために必要な知恵です。

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