9月5日「教会の一致と交わり」

 「教会の一致と交わり」という主題です。これは、教会という所は常に分裂傾向にあり、おいそれとは一致しないものだということ。もちろんそこでは、十分な交わりは行われ難いという現実を示しています。 旧約聖書の時代、イスラエル王国はわずか二代で南北に分裂して、その後大国に飲み込まれ、悲劇的な歴史をたどってきました。初代の教会は、形成されるとすぐに、異教(拝火教)の影響を受け天上世界の解釈で混乱しているようです(誰も見たことがないくせに……)。福音書が指し示すのは弱者保護の具体化として相互扶助で一致する道を示そうとしているようです。 少し勉強した人には古代ローマ時代という貧富の差の大きな世界で、はたして相互扶助が可能なのかという疑問もあるでしょう。そこは富裕層に属する(非抑圧者としての)女性たちの経済力でと推測されています。経済力があっても抑圧を受けている人はいます。そういう人から献金を受けて、困窮された方に配っていたのでしょう。 余談ですが、戦国時代にクリスチャン人口が40%にも達したとか。まあ、領主が洗礼を受けたら領民全員がクリスチャンにカウントされた時代です。それでも、戦乱の世に学校をつくり、貧しい者たちに教育を施し、傷病人を助ける価値観に大きく人の心を動かしたのだろうと言われています。とはいいながらも、紆余曲折の後に自由と民主主義=キリスト教に発展していくので、肯定的に捉えていきましょう。

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