10月9日「苦難の共同体」

 初代の教会のメンバーは、たいへん苦労をしていました。そこで、聖書の中の苦労話が選ばれています。 旧約聖書は、創世記からヤボクの渡しの場面が選ばれました。ヤコブは族長の一人ですが何かと問題の多い人物です。計略をもって、兄エサウから、長子の特権や特別な祝福(たぶん財産の相続権)を奪ってしまいました。この件で兄を怒らせたヤコブは兄から身を隠すために、母の実家へと身を寄せます。その地で成功し財産を作ったのですが、居心地が悪くなり、生まれ故郷へ帰ってきました。このヤボクの渡しが生まれ故郷への境目となります。ここでヤコブは兄エサウが怖くて川を渡れなくなってしまいました。(まだ、エサウが怒っているかもしれません。)まず、家畜も財産を先に渡しました。次に家族を渡しました。最後に一人残ってしまいました。そこに匿名の神様が登場し、格闘の末、勝ちをヤコブに譲って退場します。要するに励まして祝福してくれたのです。勇気を取り戻したヤコブは、兄と再会を果たして、関係を回復しました。めでたしめでたし、です。 どんなに困難でも、何かしら神様が助けてくれます。あきらめずにがんばりましょう。というおはなしです。 

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